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建築現場ノート

建築途中の現場の様子をレポートします

【お祓い】『六花の家』むつのはなのいえ

【お祓い】

『六花の家 』むつのはなのいえ

 

7月23日、『六花の家』のお祓いを執り行いました。

 

梅雨明けし、夏の暑さを感じる天気の中、無事にお祓いを執り行うことができました。

 

今回の祭壇は、お施主様のおじいさまが手づくりされたもの。

長年ご家族を見守ってきた祭壇を囲みながら、住まいの歴史やご家族の想いを改めて感じる時間となりました。

 

お祓いを終え、いよいよこれから始まる住まいづくりを、

ご家族皆さまがとても楽しみにされている様子が印象的でした。

 

今日を迎えられ、弊社スタッフ一同大変うれしく思います!

 

築30年の木造住宅で二世帯が暮らす豊かな住まい、

改修工事がいよいよ解体着工です!

 

 

【六花の家(むつのはなのいえ)】

 

空から、静かに舞い降りる白。
それは冷たさであると同時に、どこかやわらかな、花のような存在。

 

「六花」とは、雪の結晶が六角形であることに由来する、雪を花に見立てた美しい言葉。

 

古来より日本では、雪をただの氷ではなく、
空から届く、儚くも静謐な「花」として捉えてきました。

 

この住まいは、その繊細な美意識を手がかりに、
雪とともにある暮らしを再編する試みとして構想されました。

 

冬、庭は白く覆われ、

音は吸い込まれ、世界は静けさに包まれる。
その風景を、ただ外にあるものとしてではなく、

あたたかな室内から、ゆっくりと味わうために。

 

雪を楽しむということは、
同時に、内の快適さを整えることでもあります。

 

築30年の木造二階建て。
その既存の広がりを活かしながら、

二世帯の暮らしが重なり合う住まいへと再構築されました。

 

親世帯は、東の庭とつながる、落ち着いた居場所。
コンパクトでありながら、外の気配を身近に感じ、

静かに日々を積み重ねていく暮らし。

 

子世帯は、大きなオープンキッチンを中心に、
南と西の庭へとひらかれた、明るく広がりのある空間。
家族の気配が交差し、光とともに賑わいが生まれる場所です。


快適であること。
便利であること。
そして、豊かであること。

ときに相反するこれらの要素を、高い次元で統合し、
住まいの本質から整えていく「本質改善型リフォーム」です。

 

それは表層の更新ではなく、
時間を受け継ぎながら、新たな価値を編み直す行為です。
雪が、静かに積もるように。

 

この住まいもまた、
日々の時間をやさしく重ねていく器となるでしょう。

 

六花とともに暮らすということ。
それは、移ろいゆく季節の中で、
静けさとあたたかさの両方を、大切に抱きながら時により暮らしは醸造されていきます。

 


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