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建築現場ノート

建築途中の現場の様子をレポートします

【祝・上棟!】『朱夏の家』しゅかのいえ

 

 

 

【祝・上棟!】

『朱夏の家』しゅかのいえ

 

9月11日、『朱夏の家』が上棟いたしました。

 

連日雨天が続いておりましたが、

当日は、雨が大降りになることなく無事に作業を終えることができました。

 

作業の休憩時間には、家の中の見学をされて、これからの完成を楽しみにされている

ご様子が伝わってきました。

 

上棟おめでとうございます。

無事上棟を終えることができたのも お施主様の心温まるご配慮のおかげです。

 

工事はこれからが本番です!

今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

 

【朱夏の家(しゅかのいえ)】
 
光が最も強く、大地に満ちる季節。
空気は熱を帯び、生命はその力を外へと解き放つ。
 
「朱夏」とは、古代中国の五行思想において、
夏を「朱」の色に重ねた言葉。
 
それは単なる季節ではなく、
人の生においても、最も活力に満ち、
外へと開かれていく時間を象徴しています。
 
この住まいは、その「満ちていく力」に呼応するように、かたちづくられました。
住宅地に位置し、南側には道路、
周囲には隣家が隣接する環境。
 
その中で、視線は南西から南東へとひらけ、
特に南東側には、堤防の向こうに空が大きく抜けています。
 
限られた条件の中で、南東側のそらのヌケが、この土地の「心の向く方向」となります。
建物はL字に折れ、南の光を受け止めながら、
同時に南東の空へと視線を導く構成としました。
 
光は、ただ取り込むものではなく、
方向と質を選びながら、暮らしの中に編み込まれていきます。
 
庭は、外へと開かれたもうひとつの居場所。
アウトドアを楽しむための場として、
内と外の境界を越え、日常の延長として息づきます。
 
強い日差しの中で過ごす時間も、
夕暮れにかけて空がやわらぐひとときも、
すべてがこの住まいの一部となっていきます。
 
建物は、伝統的な手焼きの焼杉に包まれた平屋。
深みのある外壁は、光の強さを受け止めながら、
時間とともにその表情を変えていきます。
 
コンパクトでありながら、豊かであること。
それは広さではなく、
光、風、空、緑そして家族の時間をどう編み込むかということ。
 
この土地、この家族にとっての最適なかたちを探りながら、
暮らしは丁寧に整えられています。
 
朱夏の中で生きるということ。
それは、満ちていく力を受け止め、
そのエネルギーとともに、日々をしなやかに紡いでいくことを願って設計いたしました。

 

 

 

 

 

~パッシブデザイン×庭×現代の名工による家具~
・耐震性能:耐震等級3の最大2.69倍の耐震性能(準耐力壁含まず)
・中地震時の安全性:許容応力度計算法(耐震等級3)により各部位毎に確認
・大地震時の安全性:保有水平耐力計算法により各階の地震せん断力に対しての保有耐力を確認
・冬の断熱性能:断熱等級6相当の断熱性能(木製サッシが自己適合宣言未取得のため)
・夏の日射遮蔽性能:断熱等級7の日射遮蔽性能
・一次エネルギー消費等級:最高等級7
・建築物省エネルギー性能表示制度(BELS):最高等級
・住宅性能表示制度:長期優良住宅認定
・冬型結露対策済 
・夏型内部結露対策済

 


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