- ・作業時期
- ・作業時間
- ・道具/ 材料
作業手順
1. 薪の乾燥
切られてすぐの生木は、重量の50%が水分です。
薪として燃やすには水分を20%以下まで乾燥させることが必要です。
薪を割ると空気に触れる表面積が大きくなるのでより早く乾燥させることができます。
割った薪は風通しが良く雨の当たらない屋根の下で、少なくとも12~18ヶ月は乾燥させてください。
薪は樹種や太さにもよりますが、冬に切って2年間乾燥させた薪が理想の薪といえます。
【POINT】
生木の水分量は「含水率計」を使用すると薪の乾燥度がひと目でわかります。
2. 薪の種類
薪は針葉樹系の軟木と広葉樹系の堅木に分けることができます。
軟木は乾燥しやすく着火力に優れていますが、火持ちはよくありません。堅木はその逆の性質を持っています。
3.使用する薪のサイズ
基本的に薪のサイズは25~40cmが理想です。
温度や燃焼時間を調節するために「焚き付け用」「中くらい」「長時間用」の3種類の薪を用意します。
焚火の火を起こす時のように細い薪や枯れ枝に着火し、徐々に太い薪をくべていきます。
薪を使い分けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節しやすくなります。