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体感温度は温度計では測れません。 なぜなら部屋に設置した温度計は、3つある熱の伝わり方の1つしか測れないから。   熱の伝わり方の3種類 ①伝導：物質を通して熱が伝わること。例）フライパンで料理するときの熱の移動。 ②対流：空気や液体などの流れによって熱が伝わること。例）エアコン、ファンヒーターなど。 ③放射（輻射）：遠赤外線などの熱線によって直接、熱が伝わること。空気が無くても伝わる。例）太陽の熱、電気ストーブなど。   気温が同じ室内であっても、壁面温度と周囲気流の状態により体感温度は違う。 部屋の壁面の放射熱と部屋の対流熱と両方を加味した温度を測ることが出来ます。 この温度計を「グローブ温度計」といいます。   グローブ温度計と温度計測のロガーを組合せて、体感温度と室温の両方を継続的に記録出来るようにしました。   日当たりのよい日中の計測データです。     こちらは室温「18.1℃」   グローブ温度計「26.6℃」   お日さまの光がよく当たる部屋は室温以上に体感温度が高くなることが分かります。